|
プログラム
|
--心の情景 音の絵物語-- 今回は木管のオーボエ、コールアングレの深い響きと弦のアンサンブル、フルートとバイオリンの透き通るような音色、 全体を包み込むピアノの演奏は私達を魅了させました。 また、曲の導入の解説も舞台となった時代や情景が浮かぶ様で素晴らしく 、晩秋の午後のひと時は音の絵物語に引き込まれていきました。 ドゥメルスマンの「ウィリアム・テル」、ドボルザークの「家路」、ムソルグスキー「展覧会の絵」など、ポピュラーな楽曲で会場の皆様を楽しませてくださいました。 |
演奏風景1 | 演奏風景2 |
|
--四重奏で織りなす欧州の音絵巻-- 当日は小雨降る生憎の天候でしたが、多数の支援者の方々のご参加を頂きました。 湘南エールアンサンブルの渡辺久仁子さんの軽やかな解説、素晴らしい演奏、演奏家の方々の自己紹介などが入り親しみ易い楽しい演奏会となりました。 特にコンサートマスター高橋宗芳さんのドボルザークのアメリカ4年間滞在での名曲誕生のお話は大変興味深いものでした。 今回は、2年間続いたオペラチックな華やかなコンサートから静かな室内楽の演奏会としました。 「ドボルザークの名曲(アメリカ)が演奏されるから参加した」、「50年前の青春時代の思い出(サウンド オブ ミュージック) にてトラップ一家がナチスに追われ山を越え亡命する中で歌われる(エーデルワイス)など彷彿としてその情景が浮かび懐かしかった」、 「バイオリンの音が心地良かった」などと、夫々の方々が感想を伝えてくれました。 |
演奏風景1 | 演奏風景2 |
“いつの間にか観客も一緒にロマンの旅に”・・・ 平成28年10月18日(火)(きらら鎌倉)2Fホールにて 「歌で辿るヨーロッパそして日本の名曲ロマンの旅」と題したチャリティーコンサートが開催されました。 出演いただいたお三方の熱演、また司会のレディオ湘南・湘南アカデミア・オペラ解説者の川口 博様に ユーモアを交えた軽妙な解説をして頂き、素晴らしいコンサートになりました。ソプラノの清水知子様は、 緋色の鮮やかな衣装を纏いお得意の「蝶々夫人」を歌い上げ、バリトンの清水良一様は、朗々と張りのあ る素晴らしい歌声にて聴衆を惹きつけ、デュエット曲ではご夫婦の息の合ったところを披露してくれました。 渡辺久仁子様のピアノ伴奏は、歌い手の素晴らしい演奏を引き出し楽しい演奏会へと導いて頂きました。 |
演奏風景1 | 演奏風景2 |
“オペラを身近に感じたひととき・・・ 10月30日、第14回チャリティーコンサートが鎌倉パークホテルで開催されました。 フルオーケストラと舞台装置の整った本格的なオペラに勝るとも劣らず、 出演者三人によるオペラティコンサートは華やかな雰囲気を醸し出してくれました。ポピュラーな歌曲の演目は、 会場に居られる人々が歌手と共に口ずさむ姿が見受けられて、それは和やかなものでした。 圧巻は、アンコール曲の熱き乾杯の歌の後に観客の皆様とあの東北の被災地の人々を思い、合唱した「花は咲く」ではなかったでしょうか。 |
演奏風景1 | 演奏風景2 |
“トランペット奏者 アレクセイ・トカレフ”を中心に・・・ 第13回チャリティーコンサートは、元サンクトぺテルブルグ交響楽団の首席奏者のトランペット奏者のトカレフ氏を迎えて ロシア音楽を楽しみました。 途中ピアノの上に数種類のトランペットを持ってこられ、吹いて違いを聞かせてくれたり、 ロシア民謡メドレーではステンカラージンを朗々とうたった。それはステンカラージンが乗り移ったような胸にジンとくる程の 素晴らしい表現力でした。お客様の中には涙をそっと拭う人もいました。 |
演奏風景1 | 演奏風景2 |
“シューベルト・ます”が湘南の海に・・・ 第12回チャリティーコンサートの中心は、シューベルト22歳の時のピアノと弦楽器4本の名作・ “ピアノ5重奏曲・ます”でした。 1819年22歳の時の作品で、その2年前に創られた歌曲“ます”の テーマを第4楽章とする変奏曲です。とても美しい曲です。 “彼の音楽は決して強制しない。 そっと近づいて、美しい花束を黙って差出し、黙ってきえてゆく”といわれています。 お客様からも今までで、一番よかったというお声や日常性を離れて心安らかになる素晴らしい時間だったなどと いう高い評価のお声をいただきました。 |
演奏風景1 | 演奏風景2 |
今回から会場を鎌倉プリンスホテルから坂ノ下の鎌倉パークホテルへ変え、
“古都鎌倉に響く和洋の響き”というテーマで、約270名のお客様にお越しいただきました。 パガニーニ国際コンクールで入賞された沼田園子さんをはじめ、ピアノの春原恵子さん、 オーボエの板谷宏美さんなど湘南エールアンサンブルのソリストとして活躍されている方々をお迎えして武満徹、山田耕筰の日本の作品から、 バッハ、ヘンデルの西洋の音楽までを演奏していただき、沼田さん最後の「サラサーテのチゴイネルワイゼン」は、 ご来場のみなさんも感動し、拍手が鳴りやまないほどでした。 |
演奏風景1 | 演奏風景2 |
今回のコンサートは10回目の節目に当たり、「湘南エールアンサンブル」と
「オペラビアチェーレ」との共同制作でヨハン・シュトラウスのオペレッタ・「こうもり」を上演していただきました。 このオペレッタはウイーンでは年末年始の恒例行事として、毎年上演されているようでウイーンっ子にはすっかりお馴染みのもののようです。 上演は日本語でしていただきましたのでご来場の皆様にも分かりやすく、面白い筋立てと歌手の皆さんのお芝居のうまさで、 ご来場の皆さんにお楽しみいただきました。 |
演奏風景1 | 演奏風景2 |